

〔204〕
瞑想会に参加した今日、チケットの抽選に外れるという不可抗力な出来事があり、かなりがっかりしておりました。しかし、瞑想をして、「そんなこともあるさ」という気持ちになれたように思いました。 瞑想を通して「そんなこともあるさ」と思えたとのこと。言葉のニュアンスから、がっかりした気持ちをうまく手放されたのではないかと感じました。 マインドフルネスでは、不快な感覚への向き合い方を「手放す」と表現することがあります。これは、「握りしめていたものが、広げた手のひらからやがて飛び立っていく」ようなイメージです。 不可抗力な出来事に対して「なんでなんで」と考え続けたり、その思考を無理に追い出そうとして、かえってそのことばかり考えてしまう──。もしそうした状態が起きていれば、それは「手放す」と逆の対応かもしれません。 今この瞬間の感覚にしっかり気づき、たとえそれが不快なものであっても、優しい好奇心をもって観察してみる。そのプロセスを通して、真の納得感や冷静な判断が生まれてくるのだと思います。 素敵な体験をシェアしてくださり、ありがとうございました。
2 日前


〔203〕
インストラクターの先生から「初めてやるというつもりで丁寧に」とのコメントをいただきやってみたら「今、この瞬間は自分にとって初めてなんだな」という感覚を持つことができて、新鮮に感じました。 インストラクターの言葉に心を開いて受け入れ、実際に試してみる姿勢そのものが、まさにマインドフルな在り方だなと嬉しく思いました。「この瞬間は自分にとって初めて」という気づき、本当にその通りですね。それを忘れずにいれば、日々の出来事を一つひとつ新鮮に慈しむことができそうです。 私たちは普段、あらゆることを「知っているもの」として概念的に処理して過ごしがちです。空腹や疲れといった体の感覚だけ振り返ってみても、「知っているつもり」で捉えていることがほとんどかもしれません。「この感覚は初めてかも。どんな感覚を空腹と感じているのだろう? 今朝の空腹とはどう違うのだろう?」と丁寧に観察してみると、そこにも新しい発見があるかもしれません。 「この瞬間は自分にとって初めて」と折に触れて唱えながら、日常を新たなまなざしで味わっていきたいですね。貴重な気づきをシェアしてくださり、あり
11月20日


